当社について

設立の経緯

Mooreast Pte Ltdは、オランダのアンカー専門会社であるVrijhof Ankers Beheer B.V.社の子会社としてアジアのオフショア市場をターゲットにシム クーン ラム氏を代表に1993年に設立されました。その後同氏は、創立者兼Managing DirectorとしてMooreast Asia Pte Ltdを2010年に設立しました。

当社は独自のドラッグ アンカーを設計および開発し、専門的知識の拡充と事業範囲を拡大しています。

In-house Design &
Engineering

Turnkey
Mooring Solutions

Adjacent Business in
Rigging & Lifting, Marine

Ship Repair &
Various Waterfront Services

沿革

再生可能エネルギーの拡大に向けて

気候変動への懸念が高まる中、風力発電は世界中で再生可能エネルギーの中心的な主要な役割を持つことが期待されています。より大きな風を受け、より大きな発電が期待できる大型風力タービンを設置するため、風力発電設備の設置場所は、さらに沖合に向かっています。

海底や海洋生物に影響を与える着床式構造の代わりに、浮体式は環境にやさしい設備です。浮体式風力発電設備では、浮体構造物ごとに複数の係留システムが必要になります。

主要なパイロットプロジェクトを成功に導いた係留ソリューションのスペシャリストとして、当社は、浮体式風力発電の商業化に向け全社を挙げて取り組んでいます。

マネジメントチームメンバー

取締役会メンバー

Mr. Ong Yong Lok, Joseph Ong

取締役会会長および社外取締役リード

ジョセフ・オン氏は、2021 年 11 月 24 日に非常勤会長および社外取締役リードに任命され、現在、指名委員会委員長、監査委員会および報酬委員会のメンバーを務めています。

1981 年以来、オン氏は香港証券取引所上場企業である Tan Chong International Limited で多くの上級職を務め、2016 年までマネージング ディレクターを務めていました。それ以前には1973 年から 1978 年までのシンガポール国防省また 1978 年から 1981 年までの Straits Steamship Co Limited で勤務経験があります。

オン氏は、1971 年にシンガポール政府の奨学金を得て、イギリスレディング大学のカレッジオブエステートマネジメントで数量調査に関する学部を修了し、理学士号を取得しています。また、現在シンガポール数量鑑定協会のメンバーです。

Mr. Sim Koon Lam

創設者、常勤取締役、CEO、取締役会副会長

オイル&ガス業界で 30 年以上のビジネスおよび技術的経験を持つシム クーンラム氏は、2010 年に Mooreast Asia Pte Ltd を設立しました。同社設立以前、シム氏は 1993 年に Vryhof Anchors のアジア子会社としてシンガポールに 設立されたMooreast Pte Ltd の責任者として地域事業およびアフターサービスを担当しました。

CEO としてのシム氏の主な業務としては、事業の運営管理と事業開発が含まれます。シム氏は、オフショア、石油およびガス産業で 30 年以上の運営管理経験を持ち、同業界の複数の好況と不況の波を乗り切り、Mooreast社を今日に至るまで成長させてきました。 シム氏は指名委員会のメンバーです。

シム氏は、ESG SG-ScaleUp プログラムが後援する Advanced Executive Course Programme 、ペンシルバニア大学ウォートン校が実施する集中コース、McKinsey Consultants & PwC Singapore が運営する現地のワークショップに参加しました。

Mrs. Elaine Sim

常勤取締役

エライン シム氏は 2005 年に Mooreast 社に入社し、2022 年 3 月 3 日に常勤取締役として取締役会に加わりました。

シム氏は、グループのビジネス、人事、管理および情報技術を監督し、またMooreast社グループの品質とサービス基準を継続的に向上させるため、当社グループのさまざまな業務プロセス改善の戦略化およびその実行を監督しています。

グループの管理業務代表者として、シム氏はMooreast社の ISO 委員会と協力して、グループ会社が品質管理と安全の基準を満たしていることを監督しています。シム氏の監督の下、Mooreast Asia社は現在、ISO 9001、ISO14001、ISO45001および ISO/TS 29001 の認証を取得しています。

シム氏は、英国ポーツマス大学で経営学の優等学位を取得して卒業し、ビジネス、販売、人事、管理、財務の分野で 28 年以上の管理経験があります。

Ms. Lee Sok Koon, Constance Lee

社外取締役

コンスタンス・リー氏は、2021 年 11 月 24 日に社外取締役に任命され、監査委員会の委員長であり、指名委員会および報酬委員会のメンバーです。

リー氏は、SBS Transit Ltd、Japan Foods Holdings Ltd、Lum Chang Holdings Limited など、複数のシンガポール証券取引所上場企業の社外取締役を務めています。また、シンガポール初の高等教育前の専門芸術学校であるシンガポール芸術学校の資金調達委員会の名誉会員であり、アメリカ合衆国の公共慈善団体である NUS アメリカ財団の独立理事でもあります。

リー氏は、2012 年から 2017 年までシンガポール国立大学の開発オフィスのオペレーションディレクターを務めていました。同職以前は2011 年にファミリー オフィスであるMorning Service社のコンサルタントを務めていました。また1984 年から 2010 年まで Lum Chang Holdings 社 および L.C. Development社(現在シンガポール証券取引所上場の AF Global Limited )で様々な上級職を歴任しました。リー氏は 20 年以上にわたり、これらの企業の財務、コーポレート ガバナンス、税務、法務、コーポレートコミュニケーションおよび内部監査を担当していました。1975 年から 1983 年までは、シンガポールとロンドンの Coopers & Lybrand (現在の PriceWaterhouseCoopers ) で監査業務を行っていました。

リー氏は、1975 年にシンガポール大学で会計学の優等学位を取得して卒業しました。彼女は、シンガポール公認会計士協会のメンバーであり、シンガポール独立取締役協会のメンバーです。

Mr. Zulkifly Bin Zakaria

社外取締役

ズルキルフィー ビン ザカリア 氏は、2021 年 11 月 24 日に社外取締役に任命され、報酬委員会の委員長、指名委員会および監査委員会のメンバーです。

ザカリア氏は、1994 年から 2011 年まで、マレーシア最大の政府系上場企業の 1 つである UMW Holdings Berhad で上級職として多くの経験を積んできました。これには、UMW Holdings Berhad のグループ 財務責任者、UMW Corporation Sdn Bhd の常勤取締役、UMW Oil & Gas Berhad 社長としての経歴が含まれます。

ザカリア氏は、1976 年から 1994 年まで銀行業界においてDeutsche Bank AG (旧 European Asian Bank、ドイツ本店での勤務を含む)、Bank Islamic Malaysia Berhad、ABN AMRO Bank N.V. のマレーシア事務所に勤務しました。

ザカリア氏は、1976 年に MARA 工科大学で銀行事業の学位を取得し、その後1998 年に英国ウェールズ大学で経営学修士号を取得しました。 

マネジメントチーム

Mr. Roderick Ruinen

MOOREAST GROUP テクニカルダイレクター
& MOOREAST EUROPE マネージングダイレクター

オランダに拠点を置くロドリック ルイネン氏は、グループテクニカルディレクターを務め、海底地盤を分析し最適なアンカーの選定、設計を担当しています。また、Mooreast Europeのマネージングディレクターとして、欧州事業の運営を担当しています。

ルイネン氏は、オフショア係留およびアンカー業界で25年以上の経験を持ち、Mooreast に参加以前は、Vryhof Anchors BVのテクニカルディレクターとして、設計、研究、知的財産権を担当していました。

ルイネン氏は、オランダのデルフト工科大学で修士(土木工学)を取得しています。

Mr. Barry Silver

MOOREAST UK & IRELAND マネージングダイレクター

バリー シルバー氏は、Mooreast UK およびIrelandのマネージングディレクターを務めており、英国におけるMooreastの工場の設立およびその運営管理を行い、浮体式洋上風力および再生可能エネルギー市場において、Mooreastの国際的な成長をサポートするビジネス開発を担当しています。

同氏は、オフショアエネルギー市場で24年以上のビジネス、技術、業務管理の経験を持ち、上級管理職、業務管理を務めており、豊富な国際的経験を持っています。シルバー氏は、ヨーロッパ、シンガポール、オーストラリアに拠点を置くオフショアエネルギー企業において事業責任者としての経歴があります。

また、シルバー氏は、職務とは別にメンタルヘルスと自殺予防の問題に対処する非営利組織であるインナーニンジャ財団の独立ディレクターであり、オーストラリアのカンパニーダイレクター研究所(MAICD)のメンバーです。

Mr. Balakrishna Menon

エンジニアリング ダイレクター

バラクリシュナン メノン氏は、オフショアエンジニアリング、プロジェクトエンジニアリング管理において35年の経験を持ち、Mooreast Asia Pte Ltdでエンジニアリングディレクターを務めています。

メノン氏は、造船、様々な浮体デザイン、掘削船の係留とライザーシステムおよび造船CAD/CAM開発でキャリアを始め、その後、フローティング生産およびストレージ(FPSO)所有会社でオペレーターの係留設計責任者、タレット設計マネージャー、技術副社長などを歴任後、プロセーフプロダクション社、BWオフショア社、ブミアルマダ社などでシステム設計やFPSOプロジェクトにおける様々なタレットの設計と開発を担当しました。

同氏は、インドのCochin University of Science and Technologyにおいて造船技術学士号(1996)を収め、その後、英国のChevening奨学金の支援の下、英国のStrathclyde大学でオフショア海洋技術の修士号(1998年)を取得しています。また、1992年には、1年間に亘り、オランダにおいてTIDとMSC-Gustoを使用した船舶および係留システム設計講習に参加しています。

MS. HEDY TAN

ファイナンシャルコントローラー

ヘディ・タン氏は、海洋、製造業、パーム油プランテーション、貿易部門で10年以上の会計および監査経験を有しています。
 
彼女は2021年に財務マネージャーとしてムーアイーストに入社し、2024年1月に財務コントローラーに昇進しました。当社に入社する前は、アーンスト・アンド・ヤングLLPでアシスタントマネージャーを務め、2015年から2018年までは、KPMG PLTでシニア監査アソシエイトを務めていました。
 

タン氏は公認会計士協会(ACCA)の会員であり、ACCAの専門資格を取得して卒業しております。

Mr. Jaymes Sim

コマーシャル ヘッド

ジェイムスシム氏は2011年にMooreastに入社以来、同社の企業戦略業務に従事しており、長年に亘りグループの事業を拡大し、ソリューション業務を担ってきました。 シム氏は現在、コマーシャルヘッドとして、グループの再生可能エネルギー収益の向上と市場シェアを拡大する取り組みに貢献しています。

彼は、西オーストラリアのマードック大学のB.com(管理&マーケティングを専攻)を卒業し、2011年にマネジメントトレイニーとしてMooreast社に入社しました。